2006年12月25日

天衣

コピー機が(きょうもあしたもあさっても青い事務服)壊れたようだ

かすが苑で羽根を売るようになって久しい
以前は易者をしていたが眼を患ってやめた
そういうわけで羽根を拵えている
暮れも迫ると羽根を傷めた天使たちがやってくる
てんやわんやで目を回す
羽根を失った天使はどこにも着地できずに小さくなって死ぬ
死なせるわけにいかない
背中の寸法を取って目方を量る
修繕してやるのである
汚れた部位を拭く
色の褪せた部位は塗る
そのようにして美しく磨き上げた羽根を背中につけてやる
ひゅらりゅっぱひゅひゅらりゅった、天使たちは歓声をあげる
二度、三度、ループを描く
空に光粉が幾つもの円になる
そうして各各の風を見つけては羽ばたいていく
今年も天使たちは忙しくなるらしい
メリークリスマス
061225

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2006年10月10日

隻眼

処女のころけんけんぱした少年も片目でしたね、森がみえます

けたたましく扉が叩かれる
フラミンゴがやってきたのだ
足音でわかる
タケノコトリさんは不貞寝して誤魔化す
扉は乱暴にいつまでも叩かれる
フラミンゴは忍耐強いので一度決めことは絶対にやりぬく
だからといって扉を開けるべきではなかった
フラミンゴは素早くタケノコトリさんの右の眼球を奪って逃げる
いつものことであるが困る
フラミンゴの家まで眼球を返してもらいに行かねばならない
フラミンゴは汚れた眼球を磨かずにいられないのである
これが骨である
片目で歩くのはいつまでたっても慣れない
タケノコトリさんはぴかぴかの眼球をつけてもらう
なかなかいいもんだろ、フラミンゴは云う
なかなかなんである
060214
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2006年05月23日

江湖

陸で溺れるぼくたちはこんなにもシャツを洗えるみずうみをもつ

蛙に誘われて枯れた泉の底を拭きに行く
夏至でございますし、蛙は云う
このような古式ゆかしき泉磨きでもひとついかがでしょうか
そういうわけで泉を拭いている
蛙に誘われては断れない
乾雑巾で拭く
これが骨である
でこぼこで膝を剥く
枯れた泉は相当に広く荒れている
蛙は手際よく磨いていく
ぴょん、ぴょん、と四隅を輝かせる
さて、蛙は云う
こんなものでございましょう
来年の夏至はあちらの泉を磨きに参りましょう、と
豊潤な泉を指差す
あれは豊かな泉ではないですか、ぼくは問う
枯れてしまうとは到底思えません、と
いいえ、蛙は応える
どんな泉も必ず枯れるのでございます
そしてその底を拭いてやるとふたたび豊かな水が湧きだすのでございます、と
蛙は緑のシャツを脱いで磨いた泉に跳びこむ
枯れた泉から新しい水がふつふつと湧きだす
蛙はどことなく先ほどよりも蛙らしく見える
060523
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2006年02月17日

編棒

みつあみは丁寧に編むあのひとは死んでしまった死んだのだ、うん

片想いの人に編んでいただいた手袋がひとりでに解ける
糸がするりするりと蠢く
心臓ほどの桃色の糸玉に戻る
指が剥きだしになって冷やこい
今しがたまで手袋であった桃色の糸玉はぽん、ぽん、と窓を飛び越える
坂をぽつ、ぽつ、と転げ落ちていく
片想いの人の影はここにいる
椅子の脚がひとりでに折れる
テーブルの風信子の香水が割れる
すんと片想いの人の匂いが広がる
060217
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2006年01月08日

ある炎

まばたきのまに −きみが短編映画ではなくてよかった− まばたきをする

なんもかんもを燃やし尽くした放火マの眼の中に恋人がいる
こっちにいらっしゃいな、恋人はしきりに誘う
まぐわいをいたしましょうよ、と
恋人の衣服はなんもかんもが燃えて、なんもない
放火マの眼の中で素裸でぼくを呼ぶ
声はいっとう甘たるい
まぐわいをいたしましょうよ、と
誘われるままに衣服をぜんぶ剥いで放火マの眼の中に放りこむ
衣服はせきせきと燃える
放火マは炎を見ている
その眼の中で幾度もいくどもほとんど水のようになって恋人とまぐわう
果てるということは、ない
放火マの眼の中に棲むようになって久しい
恋人は放火マの眼の中から甘たるい声でぼくを呼ぶ
20060105
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2005年11月09日

古物屋

近づくと離れてしまう袖とひゃくまんかいのしゅんかしゅうとう、うん

古物屋の店主に薦められて睦言を買う
いまどき睦言を持ってらっしゃらないとは珍しいですな、
うちの倅ときたら学生だてらに7つも睦言を持っていやしますよ、にやにやと店主はぼくを擽る
それでは買おうと値段を尋ねる
ぼくのひと月分の給金ほどである
果たして中古の睦言の市場価格はいかほどなのかとんとわからぬので現金で支払いを済ませて家へ持ち帰る
そのようにして睦言を手に入れた
やはり睦言であるからのべつ睦言を喋る
愛しているわ、だの
百年経っても愛しているわ、だの
百万年経っても愛しているわ、だの睦言をぶっつける
中古の睦言であるからぼくがなにを言おうと返事はくれない
ずっと愛しているわ、だの
あたしは永遠を知っているわ、だの
決して決して後生だから離さないでね、だの言う
そのようにして一ヶ月のあいだ仕事にもどこにも出掛けないで部屋で睦言を聞いている
愛しているわ、愛しているわ、愛しているわ、ずっとよ、ずっとよ、ずっとよ
古道具屋へ返しに行かねばならないと思う
そうしないとぼくが壊れていくだろう
思うがとてもそんなことはできない
睦言はのべつ睦言を繰り返す
ぼくはずっと睦言を聞いている
20051109
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2005年11月05日

恋人のはなやまい

伝えたいを伝える聾の恋人の指を携帯します、晴れです

恋人がはなやまいを患う
言葉ではないもので話しすぎたせいだろうか
はなやまいを患うとおでこから2本の触覚と背中からは黄色い羽根が生えてくるのである
ほとんど蝶のなりである
蜜を舐めつづけないとみるみると縮む
ぼくの手のひらに乗るほどである
恋人の耳は小指の先ほどに縮んでいる
50cmほどならば、飛べる
ちゅらちゅうぱらりろらって、恋人は云う
はなやまいの典型的な症例である
ぼくは言葉に頼りすぎ、恋人は言葉ではないものに頼りすぎたせいだろう
恋人はみりみると縮んでいく
ぼくはほとんど蝶のなりになった恋人を肩に乗せて日曜の晴れた花畑で蜜を集めている
りゅららりゅうられれらりっぱ、ほとんど蝶のなりをした恋人は囀る
喜んでいるのだろう
すこおしずつ人の表情に戻りつつある
20051105
posted by 日菜清司 at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月25日

むらさきさんの冬支度

まあだだよ、ちいさいひとはゆうやみへもっとちいさい冬のむらさき

片想いの人にいただいたむらさきさんが帰ってこない
菜種油を買いに行ったきり戻ってこない
育ちきっていないせいだろうか
背丈はぼくの膝小僧まで伸びており簡単な言葉なら解するようになっていたのだ
迂闊であった
菜種油なぞ自分で買いに行けばよかった
ぼくは元来むらさきさんを育てるのに向いていないのである
今頃むらさきさんはラベンダー畑でみるみる縮んでもうそれがむらさきさんかただの花びらか見分けられなくなっているだろう
20051020
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2005年09月21日

ころげる

破壊した体温計を敷きつめて三十年のでんぐり返り

ころぶ
ころぶたんび女の子がくっつく
赤い帽子の小指ほどの女の子が耳のうしろにくっつく
また、ころぶ
ころぶたんび男の子がくっつく
青い帽子の小指ほどの男の子が耳のうしろにくっつく
進むたんび、ころぶ
ころぶと耳のうしろの女の子やら男の子やらはぐちゃぐちゃの傷だらけになる
それでも、ころぶたんびくっつく
女の子やら男の子やらは耳のうしろにたくさん、いる
ひんやりしている女の子もいれば元気いっぱいの男の子も、いる
耳の近くにいるので賑賑しい
また、ころぶ
ころぶと新しい女の子やら男の子やらが、くっつく
古い女の子やら男の子やらはやがて傷ついて弱っていく
ときどき、死ぬ
耳の近くにいるので死ぬとわかる
おや、と思うや女の子やら男の子やらが死んでいる
それでも、ころぶ
前へ前へところびながら進む
どこへいくのか、わからない
獣の匂いをした生温かい風がびゅんと、吹く
20050122
posted by 日菜清司 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月07日

たゆたう

飛び込んでみます ちいさな花を敷き詰めてください たゆたうひゃくねん

いらっしゃいな、片想いの人に誘われてマンホールに飛び込む
そうして落ちてから久しい
100年くらいだろうか
まだ落ちている
地に足がつかないのは心もとない
ちいさな光に導かれて落ちつづけている
色鮮やかな花に眩暈がする
片想いの人の甘たるい蜜の匂いがぐんと強くなる
底だろうか
20050516
posted by 日菜清司 at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月19日

リップスティックは転がる

週末が始まらなかった日曜は小さく前へならって眠る

まっすぐ歩くのが不得手である
右へ右へ、ずれる
で、前へ進めずぐるりと円を描くんである
リップスティックが転がる
うまく追えないで困る
右へ右へ、ずれる
で、リップスティックは蛍光色を弾かせながら果てしなく転がり落ちてゆく
そのようにすとんと眠る
20040821
posted by 日菜清司 at 19:54| Comment(2) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月13日

舌を切る

すきすきといいたいだけの女生徒の夏はひとしく焼ける舌先

プリント倶楽部のプリントが舌にくっついて取れない
亜季潤子有紀英恵美樹夏子愛陽子千晴ステファニー七恵翠恵美裕美リンダ佳苗美鶴佳余心弥枝郁子ユナ朱音千代桜町子睦子芳実千尋
鋏で舌先をちょきちょきと切れども切れども女のシールがくっついた舌がはえてくる
接吻のときなぞ困る
出鱈目ばかり喋りまくる
舌の先はいっそ熱を帯びてゆく
20050713
posted by 日菜清司 at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月23日

膨らみ

メガホンをみている聾のおんなのこ、みみみみみみのかたちは宇宙

恋人が膨らむ
背丈やら目方やら感情やらなにやらが恋人でなかったときよりも膨らんでゆく
声も、笑い方も、泣き方も、怒り方も、料理の品目も、まぐわいの頻度も、隠れんぼごっこも、以前のそれとは違う
そのようにして恋人は日々膨らみつづける
恋人でなかったときはぼくより小さかったのであるが今では3倍ほどの背丈はあろうか
おかげでぼくの睦言が恋人の耳に届かなくなる
睦言は囁くべきである
しかし恋人に届くようにと叫ぶ
恋人は以前の3倍ほどの笑顔で3倍ほどの足をばったばったさせて喜んでくれる
また少し膨らんだようである
20050622
posted by 日菜清司 at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月13日

いる

マジシャンの助手の聾唖の美少女の鞄の鳩の眼の春の雪

恋人が消える
肉体をすぅと失うんである
恋人が消えると音もすぅと消える
今月になって四度目である
以前はこんなに消えることはなかった
せいぜい季節に一度ほどである
消えるといってもちゃんと、いる
コップは丁寧に洗われているし、
投げ散らかしたリモコンはいつの間にやら揃えられている
箪笥には季節の衣服が詰め替えられているし、
文庫本に挟まれた栞の位置はすこしずつ動いている
この部屋にはたしかに肉体と音を失った恋人がいるんである
時折ポケットがごっそりと、動く
退屈なんであろう
恋人は消えたきりである
20040622
posted by 日菜清司 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月06日

火柱

獣のまんまおでことおでこくっつけて(ほのかにほのお)冬眠します

火柱は甘たるい
艶文を燃やしたせいだろう
ヴァニラの匂いの伸び上がる2本の流線型がくっついて1本の火柱になる
睦言は燃えやすいんでちいさな声でぶっつけあう
シーツには焼失を免れた生の睦言がごろり転がっている
睦言は獣の匂いがする
20050215
posted by 日菜清司 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月08日

バスタブの地盤沈下は深刻でさかなの眉を描いてあげよう

魚に誘われるままに池へ散歩にでる
瓢箪のかたちをした中くらいの児童公園ほどの池である
せっかくですからひと泳ぎいたしませんか、魚は云う
近頃の若い魚にしては丁寧な言葉遣いである
魚は衣服をぜんぶ脱いでは丁寧に畳んで池にするりと入る
池のなかにいると魚は地上にいるときよりずっと魚らしくみえる
ごいっしょにいかがですか、魚は水のなかからしきりとぼくを誘う
ぼくは衣服を脱ぐと魚がしたように丁寧に畳んで魚の衣服の隣に並べる
池のなかはひんやりとしている
足が底につかないのは心もとない
潜りますわ、魚は云う
潜るのですか、ぼくは問う
ええ、魚は云う
大丈夫、わたくしについてらしたら安全ですから、魚は答える
池はどこまでも深くいくら潜れども底につかない
いたく不安である
もうもとに戻りませんか、ぼくは魚ではないので水のなかでは言葉が話せない
泡にかき消えてしまう
もとに戻れる地点を見逃してはならないのだ
魚は潜るたんびそろそろと魚めいた表情になって乱雑な言葉遣いになっていく
んんんだよぉぉぉっ! てめえぇぇぇっ!
もうもとには戻れねえんだよぉぉぉっ、と
迂闊である
そんなのは衣服を脱ぐ時点でわかっていたのだ
20050508
posted by 日菜清司 at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月21日

ちょきちょき

だからって切るってわけじゃないけれどどこを切っても弱気なからだ

パーばかり出してしまう
片想いの人がチョキしか出さないせいだろうか
はらわたをちょきちょきと切り裂いては片想いの人はぼくの臓器にしっちゃかめっちゃか宝物を詰め込んでゆく
ぼくのはらわたはしずしずと光沢を帯びるのだけどちょっと見にはわからない
ぼくは知らん顔していつもパーばかり出している
片想いの人はチョキの指でぼくの皮膚をちょきちょきと切り裂いている
20041202
posted by 日菜清司 at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月06日

重ねる

さくらいろした頬っぺたに頬っぺたを載せさくらんぼジャムにあふれる小鳥

目覚めると枕元に男の子やら女の子が、いる
20人ほどであろうか
ひとりひとりは小指ほどである
朝はだいたいこのくらいの大きさである
夜になるともうすこしちいさい
男の子やら女の子が被っている赤やら青やら黄やらピンクやら緑やら色とりどりのナイトキャップを脱がせてやる
枕元に色とりどりの帽子を重ねてゆく
高く重ねるとほつほつと片想いの人の踝になってゆく
片想いの人から踝を預かったきり返しそびれているせいだろうか
20050406
   アカイアオイ短歌blog『赤い鳥/青い背表紙』より
posted by 日菜清司 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月04日

けんけんぱ

洗濯機 ミルク 玩具の救急車 ゆるめのネジを巻きなおす朝

あら、とタケノコトリさんは目を廻す
テーブルの上でスプーンほどの大きさの女の子がけんけんぱ遊びをしている
洗いたてのフローラルの匂いがした白いシャツに朝の光が染みた赤いジャンバアスカートを穿いた女の子がテーブルの上をけんけんぱで行きつ戻りつしている
ぶかぶかの緑いろのニット帽子がけんけんぱのたんびふわりと浮いては女の子の頭にすぽっと収まるのをタケノコトリさんはうっとりと眺めている
ようやくタケノコトリさんはいつもの朝のように衣服を脱ぐ
衣服をすべて脱いでしまうとタケノコトリさんはびちょびちょの冷やこい液体になってコップのなかにするりと入る
けんけんぱ遊びの女の子はタケノコトリさんが脱ぎ散らかした衣服を丁寧に拾っては洗濯カゴに詰めてゆく
あらゆるものが自らの役割へしきしきと向かう朝である
20050404
posted by 日菜清司 at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月14日

あふレる

さくらんぼジャムをあなたにくちうつしほかのだれでもない女です

溺れたかと思って目を覚ますが、そうではない
部屋は赤い唾液であふれている
恋人の唾液はほのと赤くぼくのパジャマはびちょびちょに染まる
恋人の唾液でできた赤い池をゆうらり泳ぐ
冷蔵庫やら電子レンジやらパジャマやらテーブルやら恋人の脱ぎ捨てた下着やらが池に浮かんでいてあぶない
足がつかないのはどうもおそろしい
一晩をかけてぼくの唾液と混ぜすぎたせいだろうか
恋人はじつに上手く泳いでいる
20050312
   日菜清司短歌集『ガールズ・ギャング』
posted by 日菜清司 at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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