2005年11月05日

恋人のはなやまい

伝えたいを伝える聾の恋人の指を携帯します、晴れです

恋人がはなやまいを患う
言葉ではないもので話しすぎたせいだろうか
はなやまいを患うとおでこから2本の触覚と背中からは黄色い羽根が生えてくるのである
ほとんど蝶のなりである
蜜を舐めつづけないとみるみると縮む
ぼくの手のひらに乗るほどである
恋人の耳は小指の先ほどに縮んでいる
50cmほどならば、飛べる
ちゅらちゅうぱらりろらって、恋人は云う
はなやまいの典型的な症例である
ぼくは言葉に頼りすぎ、恋人は言葉ではないものに頼りすぎたせいだろう
恋人はみりみると縮んでいく
ぼくはほとんど蝶のなりになった恋人を肩に乗せて日曜の晴れた花畑で蜜を集めている
りゅららりゅうられれらりっぱ、ほとんど蝶のなりをした恋人は囀る
喜んでいるのだろう
すこおしずつ人の表情に戻りつつある
20051105


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posted by 日菜清司 at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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