2006年10月17日

溶溶

「中学のころまで『金魚すくい』って『金魚救い』と思い込んでた」 (千葉聡

雪ではなかった
聾の恋人は指文字で教えてくれる
千代紙の雪がしんしん降り積もっているのです、と
指はひやこい
恋人の指は床にぽろぽろ落ちる
文字になるや指は一瞬だけ熱を帯びる
やがて溶けて消える
千代紙の雪は降り続ける
聾の恋人はどれだけ積もったか夜を通して教えてくれる
千代紙の雪は溶けないので片づけが骨である
061017
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posted by 日菜清司 at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌流歳歳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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