2006年10月10日

隻眼

処女のころけんけんぱした少年も片目でしたね、森がみえます

けたたましく扉が叩かれる
フラミンゴがやってきたのだ
足音でわかる
タケノコトリさんは不貞寝して誤魔化す
扉は乱暴にいつまでも叩かれる
フラミンゴは忍耐強いので一度決めことは絶対にやりぬく
だからといって扉を開けるべきではなかった
フラミンゴは素早くタケノコトリさんの右の眼球を奪って逃げる
いつものことであるが困る
フラミンゴの家まで眼球を返してもらいに行かねばならない
フラミンゴは汚れた眼球を磨かずにいられないのである
これが骨である
片目で歩くのはいつまでたっても慣れない
タケノコトリさんはぴかぴかの眼球をつけてもらう
なかなかいいもんだろ、フラミンゴは云う
なかなかなんである
060214
【関連する記事】
posted by 日菜清司 at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | my song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。